妊娠すると様々な変化に戸惑い、ただでさえ慣れていない日常に歯のことを気にかける余裕なんてない人も少なくはないはず!ましては妊娠期間は母体の変化だけでなく心理的にも変化があり不安定になりやすい時期といえます。
妊産婦のお口のなかの状態はホルモンバランスの変化によって唾液の量にも変化があります。
唾液が減少するとお口のなかが乾きやすくなり口臭の原因になったり、唾液による自浄作用が低下するためむし歯が普段よりできやすくなる方もいます。
また食事内容の変化や回数も変わる人もいます。実際、わたしが妊娠したときは食べづわりのような症状で、お腹が減ると気持ち悪くなるので頻繁に間食もしていました。ずっとダラダラ食べ続けている状況ですね。つわりが始まると、いろんなもののにおいに敏感になりえづきやすかったりひどい症状の人は歯磨きすることも苦痛でたまらないと思います。
わたしはスーパーに行くのも無理な時期がありました。そんな状態のときに歯磨きを積極的に行うのは難しいですよね。気持ちはすごくわかります。
このように口腔清掃がおろそかになることにより、歯周病やむし歯が発症しやすくなるのですが…
ではどのように対処をしていけばいいのか。
つわりの時期による口腔清掃の対処法
①どうしてもしんどい時はせめて、水でブクブクゆすぎましょう。食べかすなどお口のなかで留まっているとお口のトラブルの原因に繋がります。
②歯磨き粉のにおいが無理で気持ち悪くなってしまう場合は、歯磨き粉なしでのブラッシングをしましょう。歯磨き粉には爽快感を得られる成分やもちろん歯肉炎歯周病予防、むし歯予防になる成分が含まれているものもありますが、歯ブラシでの清掃ができていればすぐに悪化するというわけではありません。体調がすぐれないときには無理に使用するのは控えましょう。
③むし歯になりやすい食べ物は控えましょう。むし歯になりやすい食べものはお口の中に留まりやすいものです。例えば粘着性のあるもの・砂糖が多く含まれているものなど(チョコレートやキャラメル、キャンディーガムのようなものなど。もちろん飲み物も要注意です)
つわりは個人差があるので無理しないでね。
コメント