歯科医院へ行った際に、チクチクした検査を歯全体にしてもらった記憶はありませんか?
その検査…それは歯周病の検査です!
歯周病の検査でプローブという器具を用いて検査する方法が2パターンあり、検査名には
基本検査・精密検査があります。
基本検査では1歯につき1点プローブを挿入し検査します。歯周ポケットが深くなっているところを探し挿入後の出血の有無も記録します。
精密検査では1歯につき4点以上(6点法)の計測をする。
本日は、その検査はなぜ必要なのかをお伝えします。
①歯周ポケットの深さの測定
・歯周ポケットを把握することにより、歯槽骨(歯を支えている骨)の状態を知ることができる
・歯周病の進行度により歯周外科をおこなう際の目安となる
②縁下歯石の有無
・歯肉の中に入り込んだ歯石は除去する必要があります
・もちろん歯肉より上についている歯石の除去も必要
③出血の有無
・出血がみられる場合は歯肉に炎症があると考えられる
④歯の動揺度
・歯周病が進行しているとグラグラしてくるようになる(歯が揺れている)
ざっとこんな感じになります。なので初めての診察や定期健診では必要な検査といえますね😊
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